■1983.5.6(福岡国際センター) カネックvs長州力戦にて、長州にトペ・スイシーダを決める。
この時の長州は半年前に藤波に反旗をひるがえして1ヵ月前にはその藤波を下し、新WWF認定インター・ヘビー級王者に就き、プロレス界に旋風を巻き起こしてる最中の、覚醒した…まさに革命戦士と化した時の長州ですからね。
そしてハイスパート(正しくはハイスポットとなるらしいですね)・レスリングを確立して相手の技をあまり受けないスタイルが定着した長州が、ショーマンと見られがちのメキシコ、ルチャ・リブレの大技トペ・スイシーダを受けるという…。
こう噛みしめてみるとなかなかの快挙ですよね。
しかも結果は両者リングアウトで引き分け結果という…ね。
まぁ、この時の2人の立場はカネックはIWGP決勝リーグ戦にエントリーされた選手で、長州はエントリーから外れた選手という立場でしたから、その目線で見るとちょっとアレですが、日本で不遇の扱いのカネックがイケイケ長州にトペを喰らわせ引き分ける…これ以上のものは望めませんよね‼