☆カネックの隠れた偉業&快挙⑩(順不動)

1984.2.12(エル・トレオ)UWAの首領、フランシスコ・フローレス氏のプロモーター歴50周年記念大会のセミ・ファイナルとして行われた、メヒコでは初となるアンドレとのシングル戦にて凄い快挙の数々を成し遂げております!



アンドレをアーム・ホイップで巻き上げ投げる!

アンドレがスタンドで締め上げる豪腕スリーパーを解くために、アンドレの体をアーム・ホイップで巻き上げるようにして投げて解いたシーンがありました。


アンドレアイリッシュ・ホイップでポイ投げする!


アンドレをロープに飛ばしてショルダー・スルーで放り投げる!

アンドレがカネックをロープに飛ばそうとしたのを切り替えして逆にアンドレをロープに振り、帰ってきたところをショルダー・スルーにて放り投げるというシーンが生まれました!

かのターザン山本さんはショルダー・スルーが一番難しい技だとか言ってたらしいのですが、ん?と想いながら噛み締め考えてみると確かにタイミングの合わせ方とかいろいろ難しそうですよね。

ましてやアンドレの大巨体を背中で受け止めて放り投げるなんてなかなか至難の業のような気がします。

しかもアンドレに慣れないロープ・ワークさせた上での話しですから尚更、高度な技になりますよねぇ。

持ちこたえられなくて体勢が崩れたりしたら、膝とかグチャグチャやっちゃって大怪我しかねない感じですよね。

ま、このショルダー・スルーが難しいかどうかっていう云々はプロレスをやっている当事者の方々にしか語れませんよね。

ちなみに、このアンドレをロープに飛ばしてのショルダー・スルーを決めたのを見た事があるのは、83.5.30(千葉公園体育館)での猪木&坂口&木村vsアンドレ&スタッド&カネック戦にて猪木がアンドレに決めたのしか見た事がありません。


アンドレにコーナー最上段からのフライング・ボディ・プレスを決める!


アンドレがリング中央にダウンしたまま、トップロープ最上段から攻撃してくる相手の技を受けるというシーンなんて…ありましたでしょうかね…?

猪木が起きつつあるアンドレに向かってコーナー最上段からのニー・ドロップを無理矢理に決めたシーンみたいなのは見た事があったようなイメージもありますが、どうでしたでしょうかねぇ…。



アンドレを通算3度目となる完璧なボディ・スラムでぶん投げる!


You Tubeにも映像ありますが、まぁ見事なまでに完璧なボディ・スラムでぶん投げてますよね!!

あれは理屈抜きに凄いし、観てて気持ちが良いですよネ!!

幾度となく達成した猪木の大巨人投げ=ボディ・スラムよりはよりグレードが高かったのは満場一致で認めざるを得ないのでないでしょうか。



⑥反則勝ちながらアンドレ相手に2−0のストレート勝ちを収める!


3本のうち1本もとられないのもちょっと出来過ぎですよね!

でもフォール勝ちは当然ながらリングアウト勝ちでもない、反則勝ちでのストレート勝ちですから、アンドレにしてみれば、まぁ何ら問題無かったのでしょうね。


ちなみに後のゴング誌にて【思えば大巨人神話崩壊はこの試合から始まった】と書いてありましたが、これも入れちゃいますと



⑦大巨人神話崩壊の始まりを成した!


と、なりまぁ〜す!!

ちなみにこの試合こそがカネックの壮大で長いプロレスラー人生における生涯のベストバウトになると思われます。

この年の夏に来日した際に週刊ファイト誌のインタビュー中でそう語られてましたし、晩年のインタビューにてカネックの口から常にアンドレの事が語られてるように、日本やプロレス界だけにとどまらずカネックにおいてもアンドレの存在は絶大なものだったとうかがえる事ができますね。

しかし2人が対戦している写真が掲載されてる雑誌を見る限り、カネックは日本でアンドレと対戦する時はいつも超・消極的で、地元メヒコで対戦する時は常にガンガンに向かって行ってるんですよね。

このあたりが気が弱いだとか内弁慶だとか言われ、日本というか、殺伐とした新日本で成功できなかった大きな理由になってるように感じますね。