さてさて皆さん的にカネックのマスク&コスチュームでいつの、どんな色合いのマスク&コスチューム姿が心に残ってますでしょうか。
個人的にめちゃめちゃ気に入っているのが、1985年に行われたIWGPタッグ・リーグ戦シリーズにドス・カラスと参戦した際に、終盤で着用したマスク&コスチュームがシックでカッコ良くて妙に気に入っては、かなりどころではなく最高峰くらいにベスト・マスカラ&コスチュームとなっているんですよ。
それはどんなマスク&コスチュームかと問うならば…
マスクがプエブラ製、銅旧ラメ、黒(のエナメル)ふちどり、頬の模様=アギラのマスクで
銅ラメのショート・タイツ
銅に黒が入り交じったラメ模様のロング・タイツ
膝当てが銅(金色?)
シューズが金色
という出で立ちなんですが、皆さんは認識されてますでしょうかね…?
このマスク&コスチュームでメディアに掲載されてる試合は、テレビ・マッチは無いし、カラー写真が掲載されてる雑誌は当時の週刊プロレス&ゴング&ビッグレスラー&ファイト&ザ・プロレス…すべての誌面において皆無なんですよ。
ちなみに白黒では幾つかありまして
☆12.6(両国)カネック&ドスvs星野&越中が、週プロに
☆12.7(松阪)IWGPタッグ・リーグ公式戦、ブロディ&スヌーカvsカネック&ドスがゴングに
☆12.10(愛知)IWGPタッグ・リーグ公式戦、カネック&ドスvsケリー・ツインズが週プロ&ゴング&ビッグレスラーに掲載されております。
あとは、最終戦の12.12(仙台)でブロディがボイコットして藤波が猪木から初めてフォール勝ちした優勝戦、藤波&木村健vs猪木&坂口の試合後に外人勢がリング上にあがって表彰式がおこわれた際に、上記のマスクを着用(コスチュームはすでに着替えてありTシャツ&ジャージ・ズボン姿)してるシーンがわずかながらテレビに映り、各週刊誌にもカラーで掲載されてます。
また、後の2002年にベースボール・マガジン社から発売されたムック誌で1978.3.30蔵前での藤波戦をボイコットして敵前逃亡した件の真相を初めて公の場で語ったインタビューが掲載されてる『プロレス異人伝』で、カネックの日本での活躍を振り返るショットの数々が掲載されてたなかでこのマスク&コスチュームで試合した1985年12月6日、両国でのカネック&ドスvs星野&越中から越中にフライング・ボディ・アタックを決めてるショットが掲載されてましたが、これを見つけた時は心底嬉しかったなぁ!!
マスクが金じゃなく銅ラメっていうのが非常に乙な点でありまして、これが実に渋くて、木戸修さんの代名詞のいぶし銀ならぬ《いぶし銅》って感じで、絶妙に上品で品位高く、美しくカッコ良いんいですよねぇ。
ま、最初はあまりパッとしなくて着目してなかったのですが、雑誌を振り返り見てたらハマり込んでいつの間にかめちゃめちゃ気に入ってた次第でした。
あと頬の模様がアギラなんですが、個人的にアギラのマスクはあまり好きでなかったのですが、この1985年は9.15トレオでのvsマスカラス戦を筆頭にカネックが妙にアギラのマスクを多々、着用しており、なんか段々と好きになっていったきっかけでもありました。