以前にもつづったのですが、最近また
カネックが全日に上がっていたら新日みたいな酷い扱いではなく重宝されたはず
マスカラスのライバル等として良い扱いをしてくれたはず
という意見を拝見したので私的見解をつづらせて頂きますね。
馬場さんは果たして本当にカネックを良く扱かってくれたでしょうか…?
マスカラスとのシングルなんかは確かに実現したかと想像できますが、長い抗争には展開しなかったように思いますし、
単純に《扱いが良い=勝たせてくれる 》としたならば カネックが勝たせてもらえる相手は 大熊元司、グレート小鹿、マイティ井上、石川敬士、佐藤昭雄、渕 正伸、ウルトラセブン、大仁田厚、阿修羅 原、鶴見五郎、越中詩郎、三沢光晴といった中堅&若手選手達に勝たせてもらっても 試合内容が白熱するとは思えないし、あのカネックの惰性に満ちた試合を重ねると
新日に押されてた頃の昔の全日のイメージというか、のどかなのんびりとした …やもすれば退屈な試合しか展開出来なかったのではないでしょうかね。
そんなカネック観て嬉しかったですかね…?
ドス・カラスのような ちょっとぼっちゃん的で野性味の薄いルチャ・ドールならばそれでも満足するでしょうが、鉄人テーズ&神様ゴッチ&人間風車ロビンソンに仕え、3人に認められたほどの向上心あふれるカネックのような実力派選手ならば
…扱いがあまりに酷かったとはいえ、ストロング・プロレスを掲げ、味のある実力者達と数々の夢の対決が実現した新日に参戦してくれて良かったなぁと オレは思ってます。
オレだってカネックの扱いがあまりに酷かったことには心底腹ただしくて仕方ないですよ。
ですが、新日と全日のどっちに参戦したほうが良かったか?という二者択一を迫られれば オレ的には新日で超満足している次第です。
それに馬場さんは小さい選手&メキシカンを嫌ってましたし、カネックは全日に行ってたら相当小柄でしょうから そういう意味でも全日に行ってたら本当に扱いが良かったのか疑問が残りますよね。
そりゃあ カネックが最強タッグやグランド・チャンピオン・カーニバルに出場して タッグやシングルで新日では叶わなかった ファンクス、ハーリー・レイス、ニック・ボックウィンクル、ディック・スレーター、テッド・デビアス、リック・フレアー、リッキー・スティムボート達と肌を合わすのは超絶観たかったですよ。
でも新日に参戦して 猪木、藤波、坂口、長州、S小林、カーン、前田、M斎藤、上田、R木村、浜口、 アンドレ、シン、ハンセン、マードック、アレン、ホーガン、スーパースター、アドニス、ブラボー、ワンツ、スタッドらとの対戦が実現した喜びのほうが大きいですし、悔いが残ってないです!!
ま、どのジャンルでも『たら・れば』問答はやったらキリが無くなりますよね(汗)
失礼しました!