★『メヒコの帝王』カネックの魔豹なる記録達。

こんにちは。ここでは自分が子供の頃から大好きなルチャ・ドール カネックの偉大さや記録的な事をつづらせて頂きたいと思います。よろしくお願い申し上げます!

☆続・カネックの日本におけるタイトル戦 

以前にカネックが日本でこなしたタイトル戦のデータを記載させて頂きましたが、新日以外でのデータを記載するのを忘れてました。

すみません。



【④】★1992年8月15日、川崎市体育館
第6試合(ダブル・メインイベント第1試合)
IWA&UWA認定両世界ヘビー級選手権、ダブル・タイトル戦、60分1本勝負
IWAヘビー級王者】△ミル・マスカラス(マスカラスのボディ・プレスをカネックが交わしレフェリーに誤爆⇨カネックのセントーンをマスカラスが交わしレフェリーに誤爆➡️両者反則、11分51秒)カネック△【UWA世界ヘビー級王者】
※それぞれ王座防衛に成功。
《☆マスク》ケンドー製、赤ラメ、金ふちどり、頬の模様=アギラ、模様の隙間が黒色を着用。

※カネックにとってこの来日が初の新日以外の団体への参戦となったシリーズでの一戦でした。
この試合は大方の予想、並びに自分もてっきりカネックの負けブックだと思ってたので引き分けという結果には正直驚かされました。
マスカラスは半年前に久々に来日して再評価されてましたしね。
この試合で引き分けという事もあるし、マスカラスとタッグを組んだ試合ではマスカラスではなくカネックがフォールをとるなどW☆ingで初めて正当な良い扱いを受けた…とはもっぱらの声ですが、自分は納得いきませんでしたねぇ。。。
何故ならば、売り出し中とはいえあきらかに格下のアイスマンと両リン、同じく売り出し中のジェイソン・ザ・テリブルにも開幕戦のタッグ戦に続き最終戦のシングル戦でもマスク破られたうえに流血までさせられて両リン引き分けという…。
アイスマン&ジェイソン共に団体の目玉として売り出しているのはわかるのでピン・フォールでなくともアイスマンにはリングアウト勝ち、ジェイソンには反則勝ちくらいの扱いを受けても差し支えはなかったのではないでしょうか。
この2試合+開幕戦に納得いってないんですよねぇ。
しかしながらこのマスカラスとのシングル戦&コンビを組んだ試合、いずれもケンドー製のしょぼいマスクだったのですが、パッと見た時の感じは『プエブラ製?!』と思わさせるなかなか豪華な感じを受けさせて頂きましたね。
ちなみにこのマスカラスとのシングル戦で使用したマスクをマスク業者が買い取った時のやりとりで、カネックが『これはマスカラスとの試合で使用したやつだから5万円だ』と言い張り、ケンドー製のマスクに泣く泣く5万円支払って買い取ったというエピソードもなかなか乙であります。



【⑤】★1994年7月15日(金)、埼玉・熊谷市民体育館
第5試合(セミファイナル)
▽UWA世界ヘビー級選手権、60分1本勝負
《王者》◯カネック(原爆固め、14分30秒)ジェイソン・ザ・テリブル●《挑戦者》
※王座防衛に成功。
《☆マスク》アロン・カナレス製、銀&赤のゴム性質の生地、銀&赤ふちどり、頬の模様=はにわに似た柄を着用。


※この試合は上記の92年8月にW☆ingで抗争を展開した両者の決着戦になりました。
2年の月日を経て舞台はWingからIWAジャパンと団体名が変わった舞台で実現しました。
フィニッシュは日本では2度目となる?ジャーマン・スープレックス・ホールドになったわけですが、実際に生観戦した人の話しではダラダラしたジャーマンで、ブリッジも完璧には程遠いしょっぱいジャーマンだったそうです。。。
カネックのジャーマンって自分の頭をバック・ドロップというかジャーマン投げにもってく感じみたいな頭位置でやるんですよね。
だからきっちりブリッジ出来ない様な感じを受けてたのですが、どうやら当たってたみたいです。  
ちなみにこのシリーズは初代IWA認定ヘビー級王者を決めるトーナメントが開催されたシリーズでありまして、このトーナメント2回戦でもカネックvsジェイソンが行われて、こっちの試合は胴締め裸締めでカネックが勝利したのですが雑誌にワン・ショットすら掲載されないという痛い珍事にあってしまった試合であります。
まぁ 多団体時代でしたし そんな注目されてた試合ではありませんでしたし 別途に同試合のタイトル戦も行われたので理解は出来るのですが、トーナメントの試合でもあったのでワン・ショットでいいから 白黒でいいから掲載して欲しかったなぁ。。。