前回話題に出したカネックのアゴ開きのプライベート用マスクって意外と無いですよね。
前記した79年4月に持ってきたアントニオ・マルティネス製の2枚以降に見かけたのは85年IWGP & WWFチャンピオン・シリーズの前夜祭での、プエブラ製、金シルク、水色ふちどり、頬の模様がククルカン(外向き)でしたね。
あれはさり気なくカッコいいマスクですよね〜。
あっさり かつ 少し濃いマスクと言いますか。
少年時代、あのマスクに憧れてましたぁ。
下膨れのカネックのアゴまわりの肉が押し寄せてるのがまた映えたんですよ。
その次は同年85IWGPタッグ・リーグ戦シリーズでの、プエブラ製、青(新)ラメ、銀ふちどり、頬の模様がアギラでしたね。
あれはあんまりカッコ良く無かったなぁ。。。
ちなみに同シリーズ前夜祭にてはアゴが開いてないプエブラ製、13色のカラフルなスパンコール、黒ふちどり、頬の模様がオンブレ・アギラ(外向き)、チャック式を被ってましたね。
これはなかなか良さげで渋カッコ良いマスクでした。
魅力的でした、はい。
背広スーツ姿にリングハメたカネックに妙に似合ってるのが印象的でした。
次の86年4月のシリーズでは、プエブラ製、緑(新)ラメ、金ふちどり、頬の模様がククルカン(外向き)が確認されてます。
メヒコ雑誌主催の87年度のプロレス大賞パーティーでは、プエブラ製、赤スパンコール、金ふちどり、頬の模様がククルカン(外向き)がお披露目されてますが、……これはカッコいい!!
ククルカンという力強い柄が鮮やかな赤に包まれてとんでもないオーラを放っております。
アゴが出て貫禄が増してるのも圧巻です。
ちなみにこの赤スパンは86年4月 での緑(新)ラメ、金ふちどりのマスクを下地にして作られたようなんですよね。
アゴ開きのプライベート・マスクって賛否が別れるっぽいですが、オレは全く偏見は無いどころか、むしろ好きです。
ちなみに84年夏に来日した際にはアゴ開きのマスクを持参せずに、来日直前にドスからタイトル奪還した試合で着用したプエブラ製の青シルク、銀ふちどり、頬の模様=チャクモールのマスクの口をひとまわりハサミでカットして食事用に改良したのは有名なエピソードですね。
あのマスクが約10年前にヤフオクで出回ったりマスク誌に掲載されたりもしましたが…ひどく傷んだ状態でしたね。。。
シルクだから保管が難しかったのでしょうけども……あれは残念だったなぁ。。。