★1989年8月5日、愛知県体育館
▽獣神5番勝負・第4戦、30分1本勝負
○獣神ライガー(エビ固め、13分11秒)星野勘太郎●
※この試合も割りと有名ですね。
珍しくノーTVとなった愛知大会での一戦でした。
当時、新しいスターとして、Jr.ヘビーのヒーローとして売り出されていたライガーと中堅・星野勘太郎との獣神5番勝負の第4戦として組まれた何気ないシングル戦で星野が仕掛けまくったのです。
不穏試合になった、セメント・マッチになった…のではなく、あくまで星野が一方的に仕掛け、ライガーは終始普通のプロレスを展開し対応した試合です。
ライガーがぶち切れたのは試合後であり、しかも星野がいつまでも挑発してくるから下がれなくて対応したものであり、そのあたりはライガーが大人だったのか?それとも星野にはさからえなかったのか?どちらの点も垣間見えますね。
試合内容は星野が少しなめて本当にイケイケで仕掛けまくってはパンチの連打・マスク破り・はたまた掟破りのライガー・ボムまで仕掛けちゃったり…。
最後はスクール・ボーイにて強引に丸め込んでライガーが勝ちました。
ですが、試合は単純に面白かったですよ。
仕掛けた理由として、この大会には星野の後援会が来てたからスイッチ入ったとか、同じ低身長なのに星野は売り出してもらえなかったのにライガーは売り出されたので嫉妬して仕掛けた…とか言われてますね。
本物を謳ううるさいUWFとその信者達を向こうにして…こういった喧嘩じみた試合に熱く胸を焦がして興奮したものです。。。