★『メヒコの帝王』カネックの魔豹なる記録達。

こんにちは。ここでは自分が子供の頃から大好きなルチャ・ドール カネックの偉大さや記録的な事をつづらせて頂きたいと思います。よろしくお願い申し上げます!

☆カネックの実現した夢のカード

さてさて カネックの対戦カードで身震いしたような実現したカードと言ったらどんなカードになりますでしょうか。


自分はやはり'85IWGPタッグ・リーグ戦にて実現した、12月7日、松坂大会での ブロディとの対戦や88年11月にメヒコ来襲したベイダーとの対戦が実現した時や90年代に入ってからではありますがオーエン・ハートとの対戦が実現した時なんかはかなり身震いしたものですが、


でも なんだかんだ言って一番とゾクゾクさせられたのは85年に実現した、それまでの盟友ペロ・アグアヨとの対戦になりますね。


84年にゴングが週刊誌となり 巻末カラーのメヒコ情報がレイアウトなどが凄く良くていつもいつも楽しみにしていたのですが、そこで『人気&実力を絡めたメヒコNo.1選手はアグアヨだ』的な事がよく記載されては 「 …アグアヨが1番て どういう事よ…? 」なんて思っては 段々と理解していったんですよ。

それでB型肝炎から復帰した84年11月~年末頃には世界のプロレスにてアグアヨの試合が何度もピックアップされては 相手に臆することなく強気で常に攻撃的なスタイル&表情などを目にしては「 カネックの敵じゃなく良かったわ…」 なんて思ってたのも束の間…


少女が瞬きする瞬間も無いくらいに、カネックがリンピオに転向しては、それまでの盟友アグアヨとの因縁の抗争が勃発しちゃったものだから それはもぉ ハラハラドキドキ おっかなドキドキ しまくったものです。


アグアヨにしてみればカネックは裏切り者、しかもアグアヨが来日してメヒコに居ない間にリンピオにひるがえったものだから 憎しみ倍増的な展開だったから「 カネック大丈夫かなぁ 」と心配していた 私 純な少年でした。


その週刊ゴングのメヒコ・コーナーにて伝えられる断片的な情報では、アグアヨにマスクを大きく破られ、流血させられ,急所蹴りにてダウンさせられるカネックの姿が掲載されるものだから

「 やっぱりメヒコ最強はアグアヨなのか?!」

「アグアヨに屈したら日本ではこれまで以上に酷い扱いをうける展開になるのでは…?!」


…などとカネックの身をあんじては本当におっかなくハラハラしていたものです。


あのアンドレにセメントっぽい事を仕掛けたアグアヨ &カネックは 本当に頼もしい我が最強のカネックの相棒でありました。。。


そのアグアヨも昨年にお亡くなりになりましたけども、他にもフィッシュマンやオロ、スコルピオなど幾多のルチャ・ドールの名優達が近年続々とお亡くなられてるわけですが…


カネック&ドス・カラスを筆頭にペロ・アグアヨ、フィッシュマン、エル・ソリタリオ、アニバル、ブラソ・デ・オロ&プラタ&エル・ブラソ、ビジャノⅢ&ビジャノス、ソラール、ウルトラマン、スペル・アストロ、クン・フー、カト・クン・リー、ブラックマン、コバルデ2号、ベビー・フェース、スコルピオ、ルイス・マリスカル、アブドーラ・タンバ、エル・シグノ、ネグロ・ナバーロ、エル・テハノ…などなどの輝かしいスペル・エストレージャ達が同じ時期に一同に集結した『UWA』という団体=存在は大のプロレス小僧だったオレの少年にとって本当に本当の夢の宝箱であり、随分とオレの少年の心を彩らせてくれた、誰にも譲りたくないオレのとっておきの必殺の宝物だったんですよね。。。



あんな浮き世離れしたくらいに夢みたいな世界を作り、与えてくれて…どうもありがとう…


フランシスコ・フローレスさん!!(泣)