皆さんは2006年12月31日に総合格闘技のDynamite!!で実現した桜庭和志vs秋山成勲戦で、秋山選手が自身の体に油を塗りたくって試合をやり、非難轟々を浴びた事件を覚えてらっしゃいますでしょうか…?
俗に言う「ヌルヌル事件」ですね。
体にオイルを塗ったが為に相手の打撃をかわし、また掴まえにくくして有利にさせた卑怯な手段と非難轟々されたわけです。
その桜庭vs秋山戦が行われた5年も前に、実は同じ手口を使った選手がいたのです。
そう その選手が 何を隠そう
我らがカネックです。
時は2001年12月23日、ディファ有明での総合格闘技DEEPの大会に出場したカネックは、力士あがりの大刀光と対戦してまさかの勝利したじゃないですか。
あの試合でカネックは体にオイル塗ったくってたそうなんですよ。
カネックが試合前に対策として塗ってたのを世話係&トレーナーの方に怒られたそうですが、後の祭りで結果的に塗ったまま試合に出たそうです。
当時の試合映像よりも試合を掲載した週プロを読むと大刀光の談話として
『あの野郎、体に何か塗ってるよ!ふざけんな!!』
という台詞がしっかりと掲載されてます(笑)
世間中を騒がせた5年も前にヌルヌル事件をカネックがやらかしていた……いわば これも隠れたカネックの異伝でしょうかね(汗)
カネックは格闘技は素人だから体にオイルを塗る事が悪い事だと知らなかったらしいんですよ💦
しかも47歳という高齢でバーリ・トゥード初挑戦でしたしね💦
でも試合後のインタビューで、これでルチャ・リブレが世界一だと確信できたよ、という台詞はカッコ良かったですね。
また、アンドレと向き合った時を考えれば怖くなかったという台詞も興味深かったです。
ですが、猪木、ホーガン、アンドレとライバル争いしてきた旨の発言にはただただ疑問符でした。
アンドレはともかく、猪木とホーガンには全く歯が立たなかったのは誰の目にも明らかでしたから、よりによってライバルとは自己評価が高過ぎでは…(苦笑)
ちなみにこのカネックvs大刀光戦はガチではなくプロレス…つまりあらかじめ勝敗が決められていた試合とも言われてますが、自分はガチだったと思ってます。
確かにプロレスと言われるようなちょっと不自然な光景はやや見られましたが、それは両者が総合格闘技のスキルがあまりに低すぎた為に見られた光景であり、八百長的なものではなかったと認識しております。
あと、この試合でカネックが巻いてた赤いUWA世界ヘビー級王座のベルトを50万円で要らないかと、まわりまわって自分のところに話しがきたのですが、当時断ってしまった経緯があります。
マスクじゃなくベルトに50万はいくらなんでも出せないなぁ…なんて気持ちだったのですが、当時は正直迷ったものです。
余談ですが、売れないなら少しさげて、だけどあまり低い値なら売らないでほしいというのがカネックの意思らしかったのですが、その件を任されていた世話係&コレクターの方が暗躍して最終的にベルト・コレクターの方が42万円で買い取ったとの事でした。