プロレスの流血が、流血する側がカミソリで自らの額をカットして流血する、あるいはレフェリーかセコンドによってカミソリでカットされて流血する仕組みというのを初めて知ったのは1988年4月の事でした。
エスエル出版社からこっそり発売されてた一連の暴露本を偶然に見つけ読んでしまったんですね。
プロレスの具体的な裏側を知らされたあの春は本当に悲しかったなぁ。。。
さて、そんなプロレスの不正流血なんですが、ビデオを見返してもやはり流血する側が自らカットするか、レフェリー&セコンドがカットするのが通例なんですが
オレ達のカネックに関しては…流血させる側がカミソリでカットして流血させてるんですよ。
参考の映像の試合は1978.3.17(大垣)での藤波vsカネックと、1981.4.23(蔵前)藤波vsカネックになるのですが、大垣での一戦なんかはカネックがショート・タイツに手を突っ込んでなにやら取り出して右手に持って、藤波の額を掴んで噛みつきながらカットしている様子が露骨に映ってますし
81年の蔵前での素人による生撮影映像では、藤波が自らカットした直後にカネックが追い打ちしてカットして、直後にショート・タイツにしまい込む様子が確認できます。
流血させる側のカネックがカットするという…なんとも摩訶不思議な光景であります。
他の事例を観た事ないのですが、皆さんはご存知でしょうか…?
カネックが独特で、自流でやっていたのか?はたまたメキシコでは流血させる側がカットするのが常識だったのか?
その真意をオレは知りたい…。。。
ちなみに流血する側が自らカットすると知った時は大変驚いたのですが、なんでもこの方が上手くいくとの事らしいです。。。
79.4.22(トレオ)での猪木vsカネック戦でも猪木が流血するのですが、映像を見る限り猪木が自らカットしてますね。