★『メヒコの帝王』カネックの魔豹なる記録達。

こんにちは。ここでは自分が子供の頃から大好きなルチャ・ドール カネックの偉大さや記録的な事をつづらせて頂きたいと思います。よろしくお願い申し上げます!

☆隠れた逸戦を語るシリーズ

★1989年9月21日、横浜文化体育館
IWGPヘビー級選手権試合、60分1本勝負
○《王者》ビッグバン・ベイダー(体固め、10分8秒)橋本真也《挑戦者》●

 

※この試合もまた横浜文化体育館大会にしては珍しくノーTVにて行われたが為に、あまり語り継がれておりません。

 

この試合はお互い遠慮しなくてガッツンガッツンぶつかり合った非常に気持ち良くイカした逸戦でした。

 

二人の時期も非常に良く、二人のカードでタイミングも内容も一番ベストな試合だったのではないでしょうかね。


この試合前にライガーと星野が番外戦の大喧嘩やらかして会場が異様な雰囲気のなかでおこなわれた事や、試合前に猪木が来場したこともあってか、張り切った橋本がベイダーをキレイなジャーマンで投げるのには感服致します。。。

 

ニール・キックも危なっかしく決まっていきますし、ベイダーの腕パンチも半ガチ気味にバッコバコ炸裂し、滅多に出さないドロップ・キックまで出ます。

 

それでも最後はベイダーのアバランシュ・ホールドでベイダーが制します。

 

試合後、観客が


『何も変わらねえや』


と野次ってたのが素人が生撮影した映像に入ってたのですが、若さと勢いがあったとは言え生涯を通じての橋本ではあの頃のベイダーにはまだまだ力がありすぎると実感させられてましたし、生涯を通じて闘魂を伝承したのはベイダー以外の他にならないと自負してるオレは


『当然だろ』


と、心の中で言い返してた次第でした。

 

翌年に新日も全日も一気に盛り上がり新時代が幕挙げられ、平成のプロレス黄金時代と化したわけですが、その前のいわゆる【冬の時代】であった混沌としていた1989年を支え築きあげていたベイダーや橋本、ライガー、佐野らの人一倍以上の頑張りと活躍をなくしては語れません。

 

オレも1989年は人生が混沌としていてもがいて頑張ってたから思い出深いです。。。

 

ありがとう プロレス

さよなら    1989年

どうも ありがとう ございました!!