★1990年1月25日、札幌中島体育センター
▽IWGP認定Jr.ヘビー級王座時期挑戦者決定リーグ公式戦、30分1本勝負
○オーエン・ハート(原爆固め、12分30秒)初代ブラック・タイガー●
※この試合は超絶夢のカードでした。
本当にマニアックな垂涎のカードですよね!
そもそも二人の関係は87年8月にオーエンが初来日した際のシリーズで終始名パートナーをつとめたのが、この初代ブラック・タイガーのマスクをつけなかったマーク・ロコでしたからね!
82年5月にホーガンが参戦してた新日のシリーズに参戦して以来、猪木にホーガンにプロレスを教えてくれと頼まれて毎シリーズ、ホーガンと一緒になってた逸話のように、オーエン・ハートにもプロレスを教えてくれるよう依頼されたのかもわかりませんね。
そしてまたこの一戦が実現したこのシリーズが、初代ブラック・タイガーことマーク・ロコにとって最後の来日となってしまったシリーズでもありました。
お互いにとって初めてと終わりにまつわる関係となりました。
試合自体は淡々として進み、たいしてもりあがることもないままに最後はオーエンのジャーマン・スープレックス・ホールドにてフィナーレを迎えます。
しかしながらこの二人が相対しているという事だけで全く飽きずに新鮮に観ていられるのです。
なんという幸せを頂いてるのだろう……プロレス最高!!
しかしブラック・タイガーは晩年まであんまり変わらなかったですね!
これもまた名プロレスラーの証しですよね。
試合後、負けた悔しさからさりゆくオーエンを挑発していた姿が暮れなずみます。
そんな哀愁を漂わせた最後のブラック・タイガーに涙…涙…涙
暮れなずむ時代もまた 遠く 帰れない 帰らない…(泣)
この試合はブラック・タイガーの最後のTVマッチでもあります!
ちなみにこの一戦は当時は未放送で後にCSで放送されたノーカット映像を入手した時は嬉しかったなぁ!