★『メヒコの帝王』カネックの魔豹なる記録達。

こんにちは。ここでは自分が子供の頃から大好きなルチャ・ドール カネックの偉大さや記録的な事をつづらせて頂きたいと思います。よろしくお願い申し上げます!

☆隠れた逸戦を語るシリーズ

★1989年8月5日、愛知県体育館
▽日米ソ3カ国5対5対抗戦、米国vsソ連、30分1本勝負
○ビッグバン・ベイダー(片エビ固め、3分37秒)ワッハ・エブロエフ●


※この試合はいわゆる不穏試合で最近よく語られてますね。

 

オレは当時に雑誌で事の経緯を知って、まもなくビデオ・コレクターから入手して何度も好んで観てる試合です。

 

なにも悪くないのに餌食となったエブロエフには申し訳ないのですが、短時間で終わった事もあり全く飽きなくて本当に見入ってしまいます。


取り合わなかったり、ぶん殴ったり、蹴っ飛ばしたり、ツバ吐いたり、挑発したり、罵声浴びせたり。。。


不穏試合と化した背景にはベイダーがアメリカ人としてソ連人を嫌っていたとか、にわかデビューして売り出されてたソ連人選手らに腹が立っていたとか、マードックにけしかけられととか、納得いかなかったのか自分の試合前にも苛立って怒ってましたし…。


まぁ、全部が原因ではないでしょうか。。。

 

オレはカネックに継いでかなりのベイダー狂だったのですが、ベイダーはこの試合から覚醒したと、本物になったと思ってます。


怖いレッテルが貼られて箔が付いたと言いますか。


この試合以降のベイダーはまるで違って見えました。


ベイダーが本物になった ベイダー記念日。


何度も言いますが、この1989年のプロレスは新日&全日共にUWFというでっかくやっかいな存在と、そこに走り去ってゆくファン達に押され、冬の時代に立たたされ


乾いた風にさらされて血まみれになりながらプロレスを奪い返すべく頑張っていた愛おしい時期です。


ベイダーのこの試合もそんな時代背景を重ねると心から愛おしく感じます。


ありがとう 1989年!