★1986年8月29日、後楽園ホール
▽IWGP認定Jr.ヘビー級選手権試合、60分1本勝負
○《王者》高田伸彦(飛竜原爆固め、17分4秒)初代ブラック・タイガー《挑戦者》●
※この試合は見るからに玄人好みの渋々なレア・カードですよね!
当時はどっちが勝つかというより、この二人が対戦すること自体にドキドキしまくってました!
初代タイガーが失脚して以降、パッとしないライバルとパッとしない試合内容で、本当にパッとしない存在に成り下がってた初代ブラック・タイガーでしたが、久々の類まれなビッグ・カードでありました。
高田は延彦に改名する前の伸彦時代でしたが、この年の5月に越中からIWGP認定Jr.ヘビー級王者に就くと大ブレークしてましたからね。
オレもこの頃の高田には随分惹かれたものです。
試合はキビキビした非常に良い緊張感を照らし出したなかで進み、最後は高田の飛竜原爆固めでレフェリーの柴田さんが3カウントを取らずにギブ・アップを取って終了するわけですが、このフィニッシュの仕方がまた乙でしたよね。
あまりに渋くカッコいい夢のカードにシビレさせて頂いて有頂天気分でございます。
初代ブラック・タイガーのこの3rdタイプのマスクも4thタイプのマスクもどっちもカッコ良くて好きなんですが、この試合は3rdタイプのマスクで合ってたなぁ、と思います。
本当にお薦めしたい至極の逸戦でした。