★『メヒコの帝王』カネックの魔豹なる記録達。

こんにちは。ここでは自分が子供の頃から大好きなルチャ・ドール カネックの偉大さや記録的な事をつづらせて頂きたいと思います。よろしくお願い申し上げます!

☆隠れた逸戦を語るシリーズ

★1990年6月8日、日本武道館
▽3冠ヘビー級王座選手権試合、60分1本勝負
○《挑戦者》スタン・ハンセン(体固め、21分33秒)テリー・ゴーディ《王者》●

 

※この試合は前記した90.6.5のvsウィリアムス戦と6.12vsベイダー戦の中間に行われた試合になります。

つまりハンセンはわずか一週間で ウィリアムス、ゴーディ、ベイダーの3人とシングル戦をこなしているわけなんです!

 

…凄いですよねぇ。

 

当時40過ぎたナウ・リーダーのハンセンが、わずか一週間の間に荒々しく若々しいニュー・リーダー3人と激闘を展開するなんて…驚愕としか言えません。


試合は淡々と進むなか最後は意表をついたショートレンジからのラリアット一閃にてハンセンが試合を征するのですが、このラリアットも個人的に大好きなラリアットになります!!

 

ブン殴るかのような至近距離からの意表をついたショートレンジ・ラリアット…本当に圧巻でした。。。


本物を謳うUWFに対する意地なのか?

 

時代が進化を求めた結果なのか?

 

結果的にハンセンはこの試合あたりから ロープに振ってラリアットを決めるのをやめ、この至近距離からの意表をついたショートレンジに磨きをかけていくことになります。

 

ハンセンのラリアットの変化も生まれたまさに時代的なシリーズと化したわけですね。

 

この試合、当時はかなりカットされて放送されて落胆したものですが、後にCSにてノーカット版が放送され、その映像を入手出来た時は、まさに感無量でした(泣)

 

ただ、ハンセンがこの試合の直前に髪切ってちょっとカッコ悪くなったこと、ショート・タイツが青パンツだったこと、試合後に要らぬ流血したこと、の3点が惜しまれます。。。