★1990年6月5日、千葉公園体育館
▽45分1本勝負
○スタン・ハンセン(体固め、16分51秒)スティーブ・ウィリアムス●
※この試合はウィリアムスが全日移籍した元年の早い時期に実現した試合になります。
このシリーズから天龍がSWS移籍のための離脱が正式に発表されたシリーズで、開幕からタイガーがマスクを脱ぎ三沢に戻ってリ・スタートしたり、馬場さんが怪我したり、外人のエース争いが激しくなったり、まさに激動のシリーズでした。
そんななか最終戦の武道館大会を前にした千葉大会で行わなれたプチ・ビッグマッチにて実現した一戦で
ウィリアムスはまだ殺人バックドロップを封印してた時期であり、全体的に不器用で身体の硬さも目立ってガツガツした粗い試合に見えます。
そんな感じで試合は進みハンセンは追いやられる身で、試合も結構追い詰められます。
が、まだまだ底力のあったハンセンが伝家の宝刀ラリアットで大逆転勝利します。
ゴツゴツした粗男を…まさに岩をも砕く痛快な一撃でした。
個人的にハンセンのラリアット史上最高峰のラリアットと思ってたのですが、この間YouTubeでこの試合を見つけてコメント欄見たら皆さん同じ事を書かれてて嬉しくなっちゃいました。
なんとなくゴツゴツしたスマートではない試合も…終わり良ければ全て良し!!みたいな試合ではないでしょうか。
まさに至高の名勝負でありました。
ちなみにハンセンはこの直後に髪を切ったのですが、ちょっとカッコ悪くなったので、この試合はカッコいいまんまの髪型であったのもベストな要因になります。
本当に好きな試合なんですよねぇ…(泣)