我らがカネックの幻のTV戦としてもう1件あるのが、あれは1988年6月19日の後楽園ホール大会がテレビ収録されたのでしたが、事前の発表では越中詩郎&山田恵一vsカネック&ドクトル・ワグナーJr.もテレビ放送カードに入っていたのにも関わらず…いざ放送日には放映されませんでした。
これはこのカードがテレビ戦下に繰り下げになったのではなくカード自体が変更になったんですね。
変更になったカードは小林邦昭vsカネックというなかなかの好カードになったのですが、88年当時はなんのテーマも持たない存在のカネックは、これまたなんのテーマも持ててない小林邦に回転エビ固めに丸め込まれてのピン・フォール負けを喫してしまいました。
奇しくもこの日はカネックの34歳の誕生日だったのですけども、花を持たせてもらうことは出来ませんでした。
この日の出で立ちはプエブラ製の銅のおそらく新ラメ、青ふちどり、頬の模様がオンブレ・アギラ、銅ラメのショート・タイツ&青ラメ仕様のロング・タイツに金の膝当て&シューズというきらびやかな姿で登場。
ハッスルしたのかトペを繰り出したりもしたのに誕生日を飾れず惨敗でした。
これが当初のカード通りだったら、カネックがフォール負けを喫する事はなく、ワグナーJr.が越中あたりに負けていたでしょうね。
負けてもいいからテレビに出して欲しかったですね。。。
ちなみにこの日は日曜日ということもあってダブル・ヘッダーとして日中には東京サマーランド秋川自然園大駐車場特設リングでも試合が行われてまして
こちらではカネックvs保永昇男というカードが組まれ、結果は第3試合▽20分1本勝負、◯カネック(セントーン➡️体固め、8分20秒)保永昇男●という、誕生日を白星で飾ってるんですね。
こちらの写真は一枚も掲載されてないのでどんなコスチュームだったのかはわかりませんが、見てみたかったですね。
惜しい!