★『メヒコの帝王』カネックの魔豹なる記録達。

こんにちは。ここでは自分が子供の頃から大好きなルチャ・ドール カネックの偉大さや記録的な事をつづらせて頂きたいと思います。よろしくお願い申し上げます!

☆カネックのあの技にまつわるエピソード①

さてさて、カネックのお馴染みの技のひとつにダイナミックな重量級ダイブことトペ・スイシーダがあるわけですが


ではカネックがトペ・スイシーダを初めて披露したのはいつだったのか…?


自分で調べた範囲ではそれは79.4.22(トレオ)vs猪木戦になるんですよね。


ちなみに日本で初披露したのは間違いがなければ82.6.18(蔵前)vs藤波戦のはずなんですが、日本でこんなに後年まで披露しなかった理由としてライバルである藤波がドラゴン・ロケットとしてトペ・スイシーダを使っていたので、同じ技を使わないor使っちゃいけない暗黙のルールにてずっと使わなかったという見解を某ファンの方から伺ったことがあるのですが…なるほど、それが真説っぽいですね。


それまではロープを利したプランチャ・スイシーダやロープを利して頭から突っ込むトペ・スイシーダもどきを使ってましたね。

あれはカッコ悪かった。。。



ちなみに日本でいつ・何回トペ・スイシーダを行ったかわかる範囲で自己調査した結果を記載させて頂きますね。


①1982.6.18(蔵前) vs藤波辰巳
②1983.5.6(福岡) vs長州力
③1983.5.15(後楽園) vs前田明
④1983..(愛知)? vs木村健吾
1984.7.5(大阪) vs藤波辰巳
⑥1985.5.30(大宮) &ペドロ・モラレスvs坂口征二&星野勘太郎(星野を相手に行うも左足をロープに引っかけ、そのまま落下して失敗)
⑦1985.11.24(新潟)vs木村健吾
【※】1985.12.6(両国) &ドス・カラスvs星野勘太郎&越中詩郎戦では、カネックが越中に、ドスが星野を相手にダブル・トペ・スイシーダを狙うも、目測を誤ったのか…?カネックが飛ぶ直前にとりやめて、かのドラゴン・リング・インの如く…そのままリング下へ降りてしまうという。。。
⑧1987.1.12(桐生) vs武藤敬司
⑨1992.8.15(川崎) vsミル・マスカラス戦
⑩1992.8.24(後楽園) vsジェイソン・ザ・テリブル戦
⑪1994.719.(島津) vs荒谷信孝
⑫1995.8.() vs平井伸和


以上のたった12回だけ?になるんですよね。


ちなみに地元メヒコでトペを決めた外敵の名を挙げてみますと


猪木、シン、S小林、ロビンソン、ハンセン、コルレオーネま(トニー・ロコ)、ブッチャー、長州、アンドレ、藤波、ベイダー、コキーナetc.に決めてますよね。



ちなみにホーガンには84.9.2のシングル戦の時に放ったものの、受けようと構えてるホーガンの前で斜め下に落下しかけている写真を見る限り、おそらくは失敗・自爆したのでしょうね。


当日は試合直前まで雨が降っててリングは濡れていたと書いてあったので足を滑らせたのだと推測されます。


個人的に一番凄かったのが82.6.18(蔵前)vs藤波戦で放った一発になります。

放ったカネック自身の身体が勢い余ってさらに突っ込んだという…トペ・スイシーダの名前通りまさに自殺行為の一撃でした。

次点は84.7.5(大阪)vs藤波戦での一撃になります。


あの試合はダラダラした展開が繰り広げられましたが、あの一撃は本当に重みのあるヘビー級選手による一流の重量級ダイブでしたね。


※《訂正》後で調べ直したところ、1982年12月10日、蔵前国技館、坂口&藤波vsA・アドニス&カネックの試合でもトペ・スイシーダを出しておりました。