カネック御用達のマスク・メーカーの代表格といえば言わずもがな アントニオ・マルティネス製とアレハンドロ・ロドリゲス氏の通称プエブラ製になるわけですけども、そのアントニオ・マルティネス製のマスクに関する謎になるのですが
アントニオ・マルティネス製の初期は横タグで、後期は縦タグになっている---ということはマスク・マニアの間では当たり前に認識されてるわけですが、その横タグはいつ・何年までで、縦タグになったのはいつ・何年からなのかがよくわからなくているんですよ。
頬に模様が入ったのは78年3月に初来日した時ですが、まだ頬に模様が無いマスクで、デザインなど見る限り頬に模様の無いマスクのなかでは晩年の…おそらく77年末くらいのものと思われるのですが、そのマスクはすでに縦タグだったんですよ。
後に知り合ったマニアの方のお話しでは、その方が79年5月にカネックが2度目の来日を果たした時にカネックが宿泊してるホテルへ行って自分で交渉してマスクを譲ってもらった経験があるとのことだったのですが、それでそのシリーズでも使用したマスクを(当然ながら頬に模様が入ってるマスク)を購入したらしいのですが、そのマスクは横タグだったと言ってたんですよね。。。
…ん~、縦タグにした以降にアントニオ氏が気分転換や気まぐれでたまに横タグをつけたりしてたのでしょうかね。。。
よく聞く話しでは…当時のタチの悪いマスク・マニアの方が無名レスラーのアントニオ・マルティネス製の横タグのマスクから横タグをはがして、カネックなどの有名レスラーの縦タグのマスクに縫い直して稀少価値をあげて高く売買していたというエピソードを聞いたことがありますけども。。。
ちなみに初期のプエブラ製には喉元の内側にステッチが入っていて、ダブル・ステッチが81年製(まで?)普通のステッチが82&83年製になっている、という認識で間違いありませんでしょうか…?