カネックの代表的な味のあるフェバリット・ホールドとしてセントーンがあります。
カネックのセントーンの仕掛け方はエルボー・ドロップと区別がつかなくて、結果的に中途半端な形に終わる時も少なくありません。
例を挙げるなら81.12.8(蔵前)vs初代タイガー戦の中盤で、エルボーを狙ったのかセントーンを狙ったかよくわからなかった自爆したようなシーンがありましたね。
カネックはヘビー級なので本当に重みがあってフィニッシュ・ホールドとして説得力のあるナイスな技ですよね。
ボディ・スラムで投げてから2・3歩助走つけて決めるのが定番です。
動きのある重量級セントーンと言いますか。
印象に残ってるセントーンを挙げさせて頂きますと、82.11.19(横浜)星野&木村健vsカネック&アグアヨ戦での星野に対して、アグアヨのセントーン⇨カネックのセントーンという 圧巻のセントーン2連発でフィニッシュしたのは見応えがありました。
見てる自分が思わず「うをっ💦」と漏らしてしまうような。
84.6.29(後楽園ホール)vs寺西戦で放ったフィニッシュのセントーンもナイス・タイミングで決まった良技でした。
あの寺西戦はカッコいい紫旧ラメのマスク(金ふちどり、頬の模様=山羊)&ショートタイツ&ロングタイツ&金の膝当て&シューズでの希少な勝ち試合でもあり、またカネックが試合を終始コントロールしていてあの試合は密かなカネックの我が心のベスト・バウト候補の試合映像でもあります。
84.7.5(大阪)WWFインターヘビー級王座戦、vs藤波戦では『終わりだ!』的な予告付きのセントーンをかわされ自爆して、そのままバックドロップを喰らって惨敗してしまいましたね。
あれもなかなか印象的なシーンです。
79.5.28(釜石)vs星野戦でフィニッシュとして放ったセントーンなんかは若さ溢れるダイナミックなゴツゴツとしたナイス・タイミングなナイス・セントーンでしたね!!